高血圧の末期症状が出る前に必要な降圧治療

高血圧は生活習慣病としても知られるようになり、多くの人が血圧について関心を抱くようになりました。高血圧には本態性高血圧と二次性高血圧があり、原因疾患がある場合が二次性高血圧であり、生活習慣や加齢などの様々な要因が重なって明確な原因といえるものがないときには本態性高血圧と診断されます。いずれの場合においても治療においては降圧薬を使用して正常な血圧を保つように心がけられます。
これは血圧が高いことによって関連する臓器に大きな負担がかかるからであり、心臓や血管、腎臓には特に大きな影響があります。二次性高血圧の場合には心臓や腎臓の疾患に由来していることが多く、その増悪を招くことになるため、速やかに降圧治療が実施されます。高血圧はそれ自体には自覚症状がないサイレントキラーとも呼ばれていますが、その状態を長引かせてしまって末期になってくると自覚症状が出てくる場合もあります。末期に出てくる症状として典型的なのは動機や呼吸困難、胸の痛みといったものであり、心臓に対する大きな負荷の蓄積による症状です。
また、むくみや頻尿といった症状が現れることもありますが、これは腎臓へのダメージに由来しています。こういった末期症状がでてきてからもはや治療が難しいという状況になっていることもあります。降圧治療だけでは不十分であり、心臓や腎臓への治療薬を併用するだけで済めばまだ良い方です。手術を伴うような状況になっていたり、有効な治療法がないような状況になってしまっていたりすることもあるのです。そういった状況にならないためにも、自覚症状がない初期のうちに高血圧の治療を行うことが重要であり、定期的に血圧検査を行っていくことが欠かせないのです。